こんにちは。
発達障害者のふくでございます。
先日、会社説明会へがんばって行きました。
その後、会社を見学し、面接にも挑戦しました。
ダメでした…
残念ながら不採用になったものの、今回の会社見学と面接で学んだことがあります。
次回の面接のときに生かそうと思います。
会社見学のときに見るべきポイント
とても印象のいい会社でした。
優しそうな事務員さんに迎え入れられ、謙虚な社長さんとお話しました。
ですがわれわれ発達障害の民はそんな悠長なことを言ってられません。
会社見学で見るべきポイントは…
自分の苦手特性が出づらい職場かどうか。
…だと個人的には思います。
わたしの場合、働いているときにいちばん困る障害特性は、どこに何が置いてあるのかを把握しづらいという特性です。
あそこのからあの書類とってきて。
ちょっとホッチキスとってくれない?いつもの引き出しに入ってるから…
こういう指示にいちいち混乱するのがわたしの障害特性です。
以前働いていた職場の事務室は整理整頓がいまいちできていなかったため、本当に困りました。
今回、見学させていただいた会社はほぼ全てのファイルや引き出しにネームシールが貼られていました。
この会社なら以前のように備品の場所が覚えづらくて困ったり、それゆえに怒鳴られたりすることはないだろうと思いました。
まぁ不採用でしたが…
発達障害のことを伝えるタイミング
今回の面接で初めて、発達障害のことを言うべきかどうか、また伝えるのであればどういうタイミングで切り出すべきかを学びました。
いつもお世話になっているお医者さんに教えてもらいました(笑)
まず、発達障害について面接時に伝えるべきかどうかですが、相手の反応次第ということになります…。
待って待って最後まで読んでーーー!!!
最初は普段どおりの面接をします。
自分の長所がいい感じに見えるように個々人でがんばりましょう。
そしてそのまま何事もなく終わればそれでおしまいです。
相手は発達障害のことを知ることもなく終わります。
クローズ就労で働きたくないときは採用通知が来ても断ります。
ところが途中で相手がこちらのようすを見て違和感を抱いたとします。
たとえばわたしの場合は履歴書の空白期間が明らかに多くて長いです。
いつもならそれなりにつっこまれていやな思いをして終わります。
しかし今回は面接担当の方が「何か持病などをお持ちなのですか?」と聞いてくださったのです。
人生で初めてだ!
今回はまさにこのときに発達障害のことを伝えるべきだったのです。
ところがわたしはもうオープン就労はいやだと思っていたので、頑なに発達障害のことを言うまいと思っていました。
今回の面接では伝えるべきだったんですね…
今後の就職活動のために
面接時に初めから発達障害のことを言うぞと意気込む必要はないと思います。
どこの馬の骨かもわからん人間に発達障害のことを伝えても、相手が無知と偏見に満ちている相手だった場合、こちらが不用意に傷ついてしまいます。
ただし、面接をしている中で、相手の方が配慮してくれそうな場合は伝えたほうがいいのかもしれません。
- (働いていない期間が多いけれど)何か持病があるのか。
- (フルタイムで働くことは難しいようだけど)午前中に用事があるのか。
- (大学を中退したようだけど)精神的に参ってしまったのか。
…などなど具体例は今のところこのくらいしか思いつきませんが、相手がいじわるな質問ではなくこちらの心配をしてくれている場合は、発達障害のことを伝えてもいいのかもしれませんね。
正直、面接自体が好きではなく、本当に疲れてしまいました。
不採用になってしまったことも悲しいです。
でも心身ともに回復したら、また良さそうな会社を探して面接に挑みたいと思います。
オープン就労でつらい思いをしたときのはなし
そもそもオープン就労とクローズ就労って何だろう?
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