こんにちは。
発達障害者のふくです。
自称広報係です。
さて。
今回は発達障害者の理想的なクローズ就労を模索すべく、とある人物(?)を考察対象にしたいと思います。
サントリーコーヒー「BOSS」のコマーシャルでおなじみの
宇宙人ジョーンズ
です。
注意)架空のストーリーをもとにした考察なので話半分で読んでください(笑)
宇宙人ジョーンズとは
宇宙人ジョーンズってだれ??!
...という方もいらっしゃるでしょう。
というわけで。
サントリーさんの公式サイトを見てみました。
とある惑星からやって来た宇宙人ジョーンズが、大物ハリウッド俳優トミー・リー・ジョーンズさんそっくりの宇宙人になりすましながら、未知なる惑星・地球を調査する
引用元
サントリーコーヒー「BOSS」新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・宇宙人からのアドバイス」篇 公開 | ニュースリリース | サントリー食品インターナショナル
...という設定のコマーシャルですね。
考察対象に選んだ理由
単なる思いつきです。
...で終わらせてもいいのですが、思いついただけで終わらせなかったのにはワケがあります。
...ということばを見かけるからかもしれません。
わたしたち発達障害当事者も「自分たちは宇宙人なんだ」と半ばあきらめのような開き直るようなことがあります。
周りの人たちに合わせすぎて体調を崩したり、がんばって常識(?)を身につけようとしても怒られてばかりのときにそう思います。
定型発達者さんの擬態化は疲れるよ...と言って泣いたり笑ったりしています。
でもだいたいは疲れ果てている...
こんなイラストを描いたこともありました…
宇宙人ジョーンズの働きかたと見習うべき点
宇宙人ジョーンズの働きかたを思い返してみましょう。
地球調査として働いているということもありますが、ジョーンズの心の声を聞く限りではかなり詳細な分析をしています。
地球人をよく観察してジョーンズの住む惑星とのちがいを明らかにしようとしています。
また、ジョーンズは地球人の能力に合わせています。
本当は一瞬で持ち上げられる重たいものも、地球人と同じ動作で運びます。
地球人の暮らしかたや考えかたに違和感を抱いても黙っていることがほとんどですね。
たまに非常識な輩に目からビームを送っていたような...?
このことからわたしは、発達障害者のクローズ就労を実現するためには以下のことに気をつければいいのかなと思いました。
- 自分自身と周りの人々のちがいをしっかり分析する。
- 違和感を抱いてもとりあえず黙っておく。
- 自分の得意な特性もできるだけ見せないようにする。
こうすれば発達障害に気づかれにくそうですが...
宇宙人ジョーンズはクローズ就労に成功しているのか?!
宇宙人ジョーンズをまねすればクローズ就労もうまくいきそうだと思いました。
ところが...
いざこうしてブログを書くために調べたり思い返したりしているうちに気づいたんです。
ジョーンズが短期間で職を転々としているということに…!!!
先ほどのサントリーさんの公式サイトを見てみると、宇宙人ジョーンズは2006年から地球で働いているようですが、1年に2回以上転職をしている年がほとんどです。
2012年に関してはなんと4回も転職をしています。
高知能な宇宙人だからなんでもできるとも言えます。
ですが周りとの折り合いがつかなかったり、つい生まれ故郷の発想や振る舞いが出てしまっていづらくなったのかもしれません。
ちなみに2014年7月からはサントリーの社員としても働いています。
サントリーは働きやすい職場だったようで2018年9月まで働いています。
そのあとなぜか1600年にタイムスリップして足軽になってしまいました。
おそらくジョーンズの住んでいた惑星からの指示でしょう。
かわいそうなジョーンズ…
やはり自分の特性を隠しきるのは難しいのかもしれませんね。
高知能で関ヶ原の戦いでも戦死しなかった最強宇宙人ジョーンズですらクローズ就労に成功していないわけですから、われわれ発達障害者がうまくできる可能性は高くなさそうです…。
宇宙人ジョーンズが快適に働いていたらしいサントリーみたいな職場がたくさんあればいいのになぁ…
まぁコマーシャルを楽しく見てもらうための設定だと言われればそれまでの話ですが(笑)
参考にしたサイト
サントリーコーヒー「BOSS」新TV-CM「宇宙人ジョーンズ・宇宙人からのアドバイス」篇 公開 | ニュースリリース | サントリー食品インターナショナル
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