発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【配慮と差別】発達障害者ふく、労働裁判を検討する。2

 

どーも。

6月5日付で退職扱いになる発達障害者ふくです。

 

じたばたしたほうが損だと思い、もうどうにでもなれと思いながら過ごしています。

 

事の発端は4月22日です。

いや、もっと前からかもしれませんが。

 

わたしは仕事の帰り道、心がボキッと折れてしまいました。

 

誠実さが何よりも大事と言っていた会社。

 

でもその会社で従業員の悪口を言う課長。

 

「クソ営業!」と暴言を言う課長。

 

障害への合理的配慮としてお願いした電話対応の免除の話は消える。

 

指導係の方がわたしの仕事ぶりを見て内線だけなら出れるのではないかと挑戦させてくれてうれしかった気持ちを無下にするように内線に出たことに怒られ…。

 

 

 

あなたにはできないじゃない!!!

内線と外線の音の区別はできるんですか!!!

できないじゃない!!!

一つ一つの仕事をきちんとやってからしかできないじゃない!!!

教わってないこと勝手にやらないで!!!

指導係に教わった?!じゃあ彼女にも言っておくわ!!!

だって教えてって言ってないもん!!!

 

 

これは配慮ではなく差別だ。

 

 

できないわけじゃない。

書店でも塾でも電話対応はしていた。

当時は合理的配慮が義務化されていたわけではなかったから、本当に他の健常者と同じように出てた。

電話対応で怒られた覚えはない。

褒められた記憶はある。

 

わたしはピアノ歴がほぼ人生。

音の区別ができないなんてありえない。

物心ついた時からいろんな音がドレミで聞こえる世界で生きてる。

指導係の人に教えてって言っていないと課長は怒るけれど、教えないでって指導係に事前に伝えておくのがあなたの仕事。

 

 

これは配慮ではなく差別だ。

 

 

これが差別じゃないならなんていうの?

障害特性に対する怒り?

差別だよ。

わたしは差別だと思う。

 

 

2024年4月に障害者差別解消法が改正され、合理的配慮が義務化され、罰則規定まで設けられた。

ありがたいことだ。

この法律を根拠にわたしは訴えたい。

 

 

合理的配慮はなかった。

事前に伝えてたこと、提案してもらった配慮内容、全部実現してくれなかった。

 

 

今、発達障害とともに生きている子どもたちが、少しでも働きやすくなるように、わたしは何かしたい。