おはようございます。
発達障害者のふくです。
誰といても、どんなときも、どんなところに行っても、だいたいマイノリティです。
そんなわたしですが、とてつもないマジョリティになるときがあります。
それがLGBTについて考えるときですね。
わたしは、いわゆるノンケなんだと思います。
性表現については難ありな感じもしますが、それは発達障害特性が関係してそうです。
発達障害者として生きるためにはおしゃれよりも機能性が大切です。
とはいえ性表現に関しても、子どもの頃のピアノの発表会のためにいい感じのお洋服を買ってもらって喜んでいました。
要するに…
めっちゃ一般的。
特に何もないって感じですかね。
そんなわたしがLGBTについて関心を持ったきっかけや無知だった頃の話をしたいと思います。
このブログを書こうと思ったきっかけ
丁寧に書いてくださっていて本当にありがたいです。
きれいごとのない率直な感じも個人的に好きです。
ゲイの友人ができた
昔、ゲイの友人がいました。
男性の同性愛者ですね。
性表現は男性。
性自認も男性。
性的指向も男性。
マジョリティの男性は性的指向が女性ですかね。
最初はバイセクシャルだと思うとカミングアウトしてくれました。
どうやらゆらぎもあるようです。
本人からそのように聞きました。
先ほどご紹介した33女さんと同じく(?)、わたしも発達障害者としてマイノリティではありますが、セクシャルマイノリティに関しては当事者でもなんでもありません。
当時のわたしは発達障害の診断もされていないので、カミングアウトにものすごく勇気が必要なこともピンと来ていない状態でした。
ですが、友人なのできちんと理解したいなと思いました。
このときからLGBTについてちょろちょろ勉強し始めるようになります。
ゲイの方に対する逆差別
ゲイをはじめとするLGBTについて勉強していくうちに、とんでもない結論に至った時期もありました。
えっゲイの人って天才じゃね?!
芸術の才能めっちゃあるやん!
...悪気がないのがまた罪深いです。
チャイコフスキーやQueenのフレディ・マーキュリーが同性愛者だということを知ったからですね。
そんなチャイコフスキーが当時のキリスト教徒社会で同性愛者だと知られたら破門されるので生涯同性愛者であることを隠し続けたということを知りました。
破門というのはキリスト教圏では生きていけないことを意味します。
ヨーロッパ社会では生きていけないですね。
こんな素晴らしい人が同性が好きというだけで生きていけなくなるなんて…と当時のわたしは憤慨したりしました。
その気持ちが行き過ぎたんですかね。
ゲイの方は芸術の才能ある説みたいなものを持っていた時期がありました。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
勘違いもはなはだしく、逆差別でしかありませんね…
わたしは「発達障害者は才能がある天才だ」などと得意げにいう人たちが好きではありません。
にもかかわらず、ちがう相手に同じような気持ちを持っていたわけですね。
けっこう長いあいだ勘違いしてましたね。
もうこれはほんとに申し訳なくて、若気の至りという言い訳をするのも情けないです。
LGBTについて学んだりする
そんなこんなでわたしとはまたちがった社会的マイノリティについてどんどん興味を持っていきました。
勘違いしたままですが、学び続けたので途中で改心します。
実際にゲイの友人と親交があったというのは大きいですね。
また、そのあとすぐに自分の発達障害のことがわかるのですが、これもきっかけになって、ますます関心を持つようになりました。
当時は(今も?)LGBT当事者の方の運動や啓蒙活動のようなものが盛んで、わたしたち発達障害者よりもかなり進んでいる印象がありました。
LGBT当事者の方々のことを、マイノリティの先輩,先駆者のような風に思っていたりします。
レインボーパレードとかすごいですよね!
また、LGBTについて熱心に学んでいる友人にも出会いました。
ますます学ぶようになりました。
大学卒業後は、LGBTについて学ぶきっかけが減っていきました。
…と思ったら、ブログを始めて33女さんに出会いました。
良い機会に恵まれました。
33女さんとの出会い
出会いといっても顔も名前も知りません。
偶然同じ日にブログを始めて、何がきっかけかわかりませんが、互いに互いのブログを読んで交流するようになりました。
ブログの名前が衝撃的ですよね。
最初は婚約破棄でもされたのかと思いました。
でも…
33女さん場合は、せっかく生涯を共にしたいパートナーができても、婚姻届も受理されないんですね。
婚約破棄もかなりつらいですが、好きな人との婚姻届がそもそも受理されないような日本社会もつらいなと思いますね。
…......。
いろいろと書くべきなんでしょうが、やはりわたしも当事者ではないのでこれ以上は書けませんね。
これまでの記述で不快な思いをされた方がいらっしゃったら、本当に申し訳ありません。
わたしの場合、発達障害者に合理的配慮をお願いするようなブログを書きながら、ほかのマイノリティさんに対してはあまりよく知らないというのが申し訳ない感じがします。
まだまだ勉強中ですが、いつまでもおごることなく、目の前の相手が何を伝えたいのか、どんな風に感じているのかということを忘れずに、人と接していこうと考えています。
ドラマ化もされて志尊淳さんが丁寧に演じてくださいました。
戸籍上は男性。
性表現は女性。
性自認も女性。
性的指向も女性。
「わたしは女性として女性が好きなの」というようなことばが印象に残りました。
ひょんなことから一緒に住むことになった主人公の同級生ゴトウが、愛すべきあほなんですけど、話が展開していくうちにいい感じに成長していきます。
ゴトウは町田啓太さんが演じてくださいました。
わたしのゴトウの印象を壊さず演じてくださったので、このドラマをきっかけに町田啓太さんをふんわり応援することになりました。
アマゾンプライムで見れるようですが、NHKオンデマンドにも登録しないといけないようです。
もしよろしければご覧ください。
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