こんばんは。
発達障害者のふくです。
自称広報係です。
ぼちぼちがんばります。
今回のテーマは…
発達障害者ふくと身だしなみ
です。
服装などのささいなことにも障害特性ゆえなのか戸惑ってしまいます。
服を選ぶのがきらいすぎる問題
最近、わたしが家事をすることが少しだけ増えました。
わたしが精神的に少しずつ回復してきたのでできることが増えていきました。
精神が壊滅的になったできごとについて
そして気づいたことがあります。
どうやらわたしは洗いものをするよりも翌日に着ていく服装を選ぶことのほうが負担に感じるようなのです。
洗いものより服選びがきらいらしい。
理由は自分でもうまく説明できません…
少なくともわたしは服の組み合わせ(?)を楽しんだりするようなことは難しいようです。
未だに精神的に疲れているときや頭が回らないときは母に服装を決めてもらっています。
以前、曜日ごとに服装を決めておけばいいのではないかと思ったこともあります。
本当は毎日同じ服装でもいい…
四季を考慮して…
7曜日分 × 4つの季節
= 28セット
28パターンの服を決めておけばいいのではないかと思ったのです。
ですがここでまた別の障害特性が発生します。
寒さにすこぶる弱いのです………。
特に夏の冷房にとても弱く、夏だから毎日半袖でいいやというわけにもいかないのです。
わずかな気温の変化に対応できないため、この「事前に服装決めといたら問題ないんじゃね?」計画は頓挫しました。
お化粧が気になりすぎる問題
わたしは女性なのでお化粧をする必要があるようです。
男性はノーメイクでもいいのに女性は最低限の化粧がマナーという風潮がなんとなく解せません。
まぁそれは置いといて。
一時は化粧をしていた時期もあります。
本当に最低限ですがわたしなりにがんばりました。
でも…
顔がかゆい!!!
働いていたときも本当は毎日お化粧をするべきだったんでしょうが、入社3ヶ月くらいでギブアップしました。
お化粧をするとなんとなく顔周辺がごわごわする感じがして、手で触ったりかいたりしてしまうのです。
目元を触ってはいけないという緊張感に気圧される感じもあります。
お化粧をしているだけでノーメイクのときよりも精神がすり減っている感じがします。
とにかく化粧をしたくないので、スキンケアは必死です。
世の女性たちがファンデーションに使う分を洗顔料や化粧水などの基礎化粧品に費やしています。
でもそろそろ毛穴が気になるお年頃です…
写真はどうしても化粧をしなければならない場合に頼りにしている無印良品のお化粧品たちです。
丸いものはリップとチーク兼用で頬と唇にちょっとだけピピッとつけます。
うまく身体が洗えない問題
わたしは聴覚優位の発達障害者です。
聴覚や言葉に関する情報は過剰に受け取ってしまう傾向があります。
でも視覚に関してはぼろぼろです。
特に空間把握が苦手ですね。
以前、女性の(女の子の?)発達障害に関する本を読んだことがあります。
身体を洗うときに洗い忘れがないかこの絵を見ながらしっかり確認してね!
…というような主旨のことが書いてあったページを読みました。
そのページには全身のイラストが前から見たものと後ろから見たものが描かれてありました。
その日の晩、いつもより気持ちをシャンとして身体を洗ってみました。
脇腹や脚の内側などをしっかり洗えていないような気がすることにそのとき初めて気がつきました。
「名もなき家事」ということばが最近話題ですが、まさに「名もなき身体の部位」ということばがぴったりのような気がします。
未だに意識して身体を洗わないと洗い忘れのような箇所ができてしまうので、気をつけるようにしています。
精神を蝕むほどの苦しみではないのですが、少し不便だなと感じていることを書いてみました。
共感してもらえたり新たな気づきにつながれば幸いです。
特に最後の章は発達障害のお子さんを育てていらっしゃる方に、改めてお子さんと一緒に確認しながらお風呂に入ってもらえたら…と思いました。
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