発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【苦手だったパソコンの授業】発達障害と学校4

 

こんにちは。

 

今までのブログタイトルは「発達障害者ふく vs 〇〇」というものが多かったように思います。

 

戦ってばかりですね…。

 

でも本当は私、平和主義者のはずなんです。

というよりも、聴覚過敏の特性があり、人の怒鳴り声などはめちゃめちゃ怖いので、平和主義がどうのこうのという以前の問題です。

ただ静かに過ごしたいのです。

(でもふくの声は大きいという矛盾を抱えている←)

 

…というわけで、今日のブログタイトルは穏やかに生きていきたい私らしい、“with”というワードを使ったタイトルにしようと思った次第です。

 

 

With 苦手なパソコン

 

私はパソコンがとっても苦手です(大号泣

側から見れば、「発達障害者ふく vs パソコン」かもしれませんね。

でもいつかパソコンとも仲良く付き合っていきたいです。

 

パソコンが苦手になったきっかけは、学校の授業にあまりついていけなかったことも少しはあるかなと思います。

学校の授業についていけないと自信がなくなりますね。

 

 

パソコンが苦手な理由

 

以前のブログにも少し書いてあるのですが、「どこに何があるのか」という目を使う情報を処理するのは、私にとってものすごく難しいのです。

 

発達障害と学校 その1 - 発達障害者ふくの徒然草

 

そしてそれはパソコンの画面上でも起こります。

先生の指示に対応できないのです。

 

先生は「画面の左下にある〇〇みたいな形をしたところをクリックしてみて」とプロジェクターを使いながら丁寧に教えてくださいます。

 

ところが、それがどこにあるのかを探すのが苦手な上に、プロジェクターのスクリーン画面と自分のパソコン画面を見比べるということも苦手なので、他の生徒さんたちのほとんどが作業を終えた頃になっても、私はずっと先生が教えてくださったものを探しています。

 

運良く見つかった頃には、また次に進んでいるので、またプロジェクターで映されるスクリーン画面と自分のパソコン画面を見比べます。そうこうしているうちに、授業はどんどん進んでいきます。

 

いつも心臓がドキドキしていました…。

 

何十人の人たちと一緒に授業を受ける、いわゆる一斉授業でパソコンを学ぶので、自分だけがわからなくても、授業の流れを止めたくないと思ってしまい、なかなかついていけませんでした。

 

 

プログラミング授業について思うこと

 

今の小学生はプログラミングの授業があると聞きます。

 

私は発達障害のお子さんが授業についていけず、過剰にストレスが溜まってしまったり、自尊心が極端に低下してしまわないか、とても心配しています。

 

プログラミングの授業に反対しているわけではありません。

これからの社会ではプログラミングの知識は必要だと思います。

私はプログラミングに関しては、入門書を少し読んだ(パラパラめくった?)だけなので、詳しくはわからないのですが、プログラミングを学ぶと論理的思考力がつくと聞きます。

その意見にはうなずけるものがあります。

私もプログラミングを勉強したいとさえ思います。

 

ですが、一斉授業でプログラミングの授業をするようすを私なりに想像すると、私は昔のことを思い出して胸が苦しくなります。

 

私は子どもたちが心身ともに健やかであってほしい、そのための授業や学校生活であってほしいと思っています。