発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【発達障害者ふく、就労支援施設へ行く】スーツは表現の不自由ゃってん?

 

こんにちは。

 

昨日は秋だなと思ったのに、今はやっぱりまだ夏だなと思います。

 

気温のジェットコースターやぁ〜!

(この文は、もし彦摩呂さんが気象予報士だったら…という想像とともに読んでください。)

 

そんな季節が不安定な中、生活を安定させたいと思ったふくは、ついに就職支援施設のようなものへ行ってみることにしました。

地元にはないのでまた都市部へ出ることに。

 

 

「就活している人」に見えるようにそれなりにがんばる

特に指定はありませんでしたが、無難に(?)スーツを着ることにしました。

スーツを着るのは久しぶりです。

 

就活適応度は50%くらいになりました。

(到着する頃にはこのパーセンテージがさらに下がります←)

 

「いつも通りにしました」一覧
  1. かばんは変えませんでした。
  2. お化粧は顔がかゆいのであきらめました。(かゆいというより気になって触ったり、触るのを我慢することに気を揉んでしまいます。)
  3. 髪を結ぶと頭痛が起きることもあるのであきらめました。

 

「就活文化に合わせました」一覧
  1. ストッキングをはきました。(かゆい?)
  2. パンプスをはきました。(靴ズレ?)
  3. いやだいやだと思いながらも家を出ました。(これが一番がんばりました笑)

 

 

いざ就職支援施設へ

久しぶりに電車に乗りました。

途中で数年前に辞めた職場の最寄り駅を通過しました。

動悸が止まりませんでした。

前職場のことばかりで頭がいっぱいになりました。

もうずいぶんと前のことなのに、未だに通るだけでパニックに近い状態になるのだなと思いました。

やっぱりパワハラはいけませんね。

 

 

下がっていく就活適応度…

就活適応度50%くらいでスタートしたのですが、最終的に30%くらいなりました。

 

想像以上に暑かったです。

慣れないスーツ姿でけっこう歩いたので、汗だくでした。その上、迂闊にも普段使いのタオルハンカチしか持っていませんでした。すごくカラフルで動物さんのイラストも描かれているハンカチです。今度、オフィシャル感を求められたときは、清潔感のある白っぽいタオルハンカチにします。(タオル生地はゆずれない!)

 

慣れないパンプス

知らないあいだに、右のかかとで左のくるぶしあたりを蹴っていました。通りで痛いなと思っていました。

 

道に迷いました。

駅の出口から迷いました。駅から出てから目的地までのシュミレーションは何度かしたのですが、まさか駅構内で迷うとは思いませんでした。都会、恐るべし!

 

半泣きになりました。

冷房が効きすぎる室内に滞在し続けなければいけないときや、道に迷ってしまったときにパニックになります。今日もあぶなかったです。泣きそうになりました。一度泣いてしまうと、ほとんど何も考えられなくなり、動けなくなってしまうこともあるので、とにかく泣かないように自分を励まし続けました。駅の近くにおしゃれな喫茶店があったので、「帰りにあそこに寄ろうね」って何度も心の中で励ましました。(結局早く帰りたくなったので寄らなかった←)

 

 

就活適応度30%のふくが迎える結末とは?!

結論から言うと…

 

スーツじゃなくてもいいそうです!

 

えっ…

 

不自由から解放されました。

自分を不自由にしていたのは自分だったんですね。

 

職員の方がとても丁寧に対応してくださりました。でも遅刻はよろしくないので、心を込めて何度も謝りました。

 

10分くらい遅刻してしまったのですが、次こそは早く行きます。建物内でも迷ってしまったのですが、今度は大丈夫なはずです。

 

私は地図が苦手なので、駅から目的地までの目印になりそうな建物の名前をメモしたり、写真を撮ったりしながら最寄り駅へ向かいました。

ちゃんと180度くるっと回って、駅から目的地へ行くあいだに見える光景をそのまま写真におさめたので、ばっちりなはずです。くるっと回るのがポイントです。復路は道に迷っても誰にも迷惑をかけないのでしばらくスルーします。(問題は往路だ!)

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。