発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【学校に居場所がないと感じている方に読んでほしい小説】早朝ブログ66

この記事は1700字程度です。

 

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おはようございます。

 

学校に行きたいと思ったことがほとんどないふくです。

高校は楽しかったかな。

 

 

今日から新学期が始まるのでしょうか?

 

3学期は1月8日から始まったような記憶があるのですが…

どうなんでしょう?

 

 

当ブログ「発達障害者ふくの徒然草」では、発達障害に関することを発信していきたいと考えて開設したのですが、不眠症不登校についても発信していきたいと考えています。

 

 

今日は学校に息苦しさを感じている方にぜひ読んでいただきたい本をご紹介します。

 

 

辻村深月

かがみの孤城

 

 

 

 

2018年本屋大賞受賞作品なので、すでに読了されてしまった方も多いかもしれませんね。

 

もしまだ読んでいないという方がいらっしゃったら、ぜひ手にとってみてください。

 

一応アフィリエイトのリンクを貼っていますが、図書館でも借りられると思いますし、お近くの書店でも購入できると思います。

 

 

物語には、さまざまな事情で学校に行きづらい子どもたちが登場します。

 

ひとりひとりの子どもたちがそれぞれ問題を抱えています。

 

 

フリースクールの先生が素敵です。

 

「心ちゃんは悪くないです」

 

先生はずっと目の前にいる子どもの味方です。

わたしもこんな大人になりたいなぁと思っています。

 

 

この小説、ファンタジーの要素が強いです。

 

実はわたしはファンタジーものが苦手で、あまりにも現実社会と離れている物語設定のものは好んで読みません。

 

ですが、ミーハーなので、ハリー・ポッターシリーズや『君の名は。』はけっこう楽しみました。

 

 

人間というのは矛盾に満ちた生きものなのです。

 

 

わたしの矛盾はひとまず置いておいて。

 

はじめて『かがみの孤城』の表紙をみたときは、

 

 

ファンタジーっぽいからいいや…

 

 

とスルーしてしまいました。

 

ですが、口コミなどであまりにも評判がよく、帯に書かれているコメントも心に響くものばかりだったので、思い切って購入を決めました。

 

 

買ってよかったです…!!

 

 

読み終えたあとは地元の図書館に寄贈しました。

地元の子どもたちがこの本を読んで勇気づけられるといいなと思いました。

 

 

というわけで。

 

ファンタジーっぽいの苦手なんだよね…

という方にもぜひ読んでほしい1冊です。

 

伏線回収も見事ですよ!

伏線回収が見事すぎて、びっくりして読み返したページもあります。

 

えっこれも伏線なの?!

…と思いながら何度も見返したことを今でも覚えています。

 

 

学校に行けないことは悪いことではありません。

 

 

そんなこと、顔も見たことない人から言われても困るよ…

 

という方も今日から数日間、『かがみの孤城』を読んでみませんか?

 

 

 

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