この記事は1700字程度です。
おはようございます。
個性あふれる父のことを思い出し、幼少期の思い出に浸るふくです。
やっと泣きじゃくることなく、父のことをブログに書けそうな予感がしたので、思い切って楽しんで書くことにしました。
父は今年の冬、旅立ってしまいました。
享年67歳でした。
令和という新しい元号も知らずにこの世を去りました。
悪しき昭和を引きずっている部分もままありましたが、いい父親だったと思います。
天国ではお金を借りすぎないでほしいと願うばかりです。
母が父の棺桶に入れたメッセージ
天国では借金しないでね。
そんな父ですが、子育てにはまぁまぁ積極的でした。
父は実の両親に恵まれなかったらしく、子育てへの思い入れが強かったと思います。
父は願いました。
ふくちゃんとこふくには、ハイジのように育ってほしい…
…いや、こふくって誰やねん!
…という読者さまの声が聞こえた気がします。
こふくというのは、先ほど思いついたふくの妹の仮の名前です。
こふく(仮)…?
いやちがう。
こふく(ふくの妹の仮名)
ですね。
なぜか私はちゃん付けで呼ばれ、妹は呼び捨てです。
母やその他の周りの大人たちも。
生涯この疑問は解決しないと思います。
さて。
父は自分の願いを叶えるために、あるものを2回借りてきました。
お金ではありません。
父が借りてきたもの…
それは…
ビデオ全巻!!
一気に。
2回も。
1回目
母「そんないっぺんに借りてきても、1週間で見らぁれへんやん!!」
標準語訳:そんな一度に借りてきても、1週間で見られないじゃないの!!
2回目(2〜3年後)
母、黙認。(あきらめた…?)
というわけで、父の熱い(暑苦しい?)解説付きで一気に2回視聴しました。
あれ?
なんかこのフレーズ見覚えあるな。
…と思われた愛読者さま、ありがとうございます。
みごと大正解です。
こちらのブログをご覧くださいませ。
【『麒麟がくる』前に予備知識を身につけよう!】早朝ブログ41 - 発達障害者ふくの徒然草
また、わたしの幼少期は、夕方にアニメ枠があったので、そのときにさらに2〜3回見ました。
短い生涯でハイジに費やした時間については、あまり考えないようにしています。
というわけで!
ふくが『アルプスの少女ハイジ』から学んだことをリストにしてみました。
『アルプスの少女ハイジ』から学んだこと
- 口笛で大量のヤギを呼べる。
- フランクフルトは大都会。
- 白いパンは高級品。
- ハイジの本名はアーデルハイト。
- ヤギのユキちゃんは驚異的なスピードで成長する。
…ここで終わるとただのネタブログになりますね。
天国にいる父のためにも、『アルプスの少女ハイジ』から学んだ大切なことを最後に記しておこうと思います。
自然は限りあるもの。
花がどんなにきれいでも、摘みすぎてはいけない。
ハイジがアルプスでの生活に慣れてきた頃、ペーターから山のお花畑を案内してもらいます。
たくさんのきれいな花を見てうれしくなったハイジは、お花のかんむりをたくさん作りました。
また、このきれいなお花をおじいさんにも見せてあげたいと思い、たくさんのお花を摘んで帰ります。
ところが…
おじいさんに摘んできたお花を見せようと、エプロンを広げると…
たくさんのお花が枯れていました。
どうして…?
ハイジは悲しくなりました。
おじいさんはそんなハイジを怒るわけでもなく、夕焼けに染まるアルプスの山々を一緒に眺めながら、美しい自然は限りあるものであることをハイジに静かに伝えました。
そんなハイジを見て、幼いふくは幼いなりに、お花を摘みすぎてはいけないことを学びました。
天国にいる父のためにも、ハイジのようにきれいな心を持って生きていきたいです。
…ちょっと汚れているかもしれないので、少しずつ磨いていこうと思います(笑)
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