発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【心理学検定2級に合格!】発達障害者の自己分析に一役買ってくれる資格のご紹介

 

こんにちは。

 

昨日、心理学検定2級の合格通知を受け取りました。

とてもうれしかったです。

 

心理学を学ぶと、発達障害精神疾患,育児などに役立つところもあると個人的には思っています。

興味がある方はぜひ心理学検定を受験してみてください。

来年のことはまだわかりませんが、都合があえば来年も受けて1級や特1級に合格できたらいいなと考えています。

 

 

心理学検定で学べること

心理学に関する科目が全部で10科目あります。

 

心理学検定の概要

心理学検定

 

心理学の歴史も学べますし、発達心理学学習心理学,臨床心理学,産業心理学,さらには心理学で必要な統計に関する科目も受験科目に含まれています。

 

A領域科目を優先しつつ、面白そうだなと思う科目から挑戦されると良いように思います。(A領域から4科目選択しないと、1級の合格基準を満たせないので。)

 

 

私の受験科目

一度の受験で最大8科目受験することができるのですが、8科目も学習する体力もなければ、8科目も一度に受験できる体力もなかったので、今回は6科目受験にしました。

あわよくば1級に合格したかったので、A領域に分類されている科目から4科目,B領域に分類されている科目から2科目受験しました。

 

A領域に分類されている科目

  1. 原理・研究法・歴史
  2. 学習・認知・知覚  ◯
  3. 発達・教育 ◯
  4. 社会・感情・性格 ◯
  5. 臨床・障害 ◯

 

B領域に分類されている科目

  1. 神経・生理
  2. 統計・測定・評価
  3. 産業・組織
  4. 健康・福祉 ◯
  5. 犯罪・非行 ×

 

右の記号は私の合否です。

何も記号がない科目は未受験です。

 

おしかったですね。

あと1科目合格できたら1級合格でした。

 

 

心理学検定の学習法?

私は合格するためにこんな勉強をしました!

…と詳しくお伝えしたいところなんですが、実は心理学検定の公式問題集基本キーワードをやっただけなんです。

 

ただ、もちろんこれだけで合格できるほど甘くはありません…。

 

実は大学生のころ、公務員の心理職を目指して猛勉強していた時期がありました。おそらく人生で一番勉強しました。

この時期はストレスで手をかきむしってしまって出血してしまうことも珍しくなかったので、翌年の受験はあきらめました。(合格できなかったということですね…。)

とはいえ、このときのがんばりが今回の心理学検定合格につながったと思っています。

 

公務員試験時の対策

  1. 大学の講義を真面目に受ける
  2. 心理学の専門書を読む
  3. 公務員試験用の問題集を解いて解説や関連書籍を読み込む

 

新曜社のキーワードコレクションシリーズと有斐閣双書KEYWORD SERIESがオススメです。

 

最初から順番に読むのもいいと思いますが、それよりも問題を解き終わったあとに、知識を定着させるために関連ページを読んだほうがいいと思います。

(でも私は興味があって楽しいなと思ったので初めのページから順番に読みました←)

 

心理学検定の公式問題集を解きながら、困ったときやもっと深く知りたいときに、関連書籍を読むというやり方が個人的にはいいと思います。

 

 

発達障害者さんにもオススメ?!

心理学を学ぶと、自分自身を知るためのものさしが増えるので、自分自身をより深く知ることができるように思います。

たとえば、私の場合、かわいいシールをもらえると、がんばれるということがわかったので、問題集のページ数を書き出した表を作成して、学習し終わったページの欄にシールを貼ることもあります。

これはトークン・エコノミー法といって、私は学習心理学を学ぶ過程で知りました。このように、学んだことを自分に合うようにカスタマイズしていけば、生きるモチベーションが上がるかもしれません。

 

 

どんなに認知度の低い資格でも、周りからは簡単だと思われても、自分にとって有益でやりがいのある資格であれば、挑戦したほうがいいと個人的には思います。実は去年、パンシェルジュ検定2級に合格したのですが、この受験を機にほぼ引きこもり状態から脱することができました。

 

私は資格に合格すると自己肯定感が少し上がります。また、自分よりも上の級に合格された方々のことを本当に尊敬しています。自分以外の他者をシンプルにすごいと思えることは幸せだなと思います。

 

これといった目標もなく、資格と名のつくものをなんでもかんでも受けるのは少し問題があるかもしれません。

ですが、目的をはっきりさせて、資格取得のために学べば、その過程で得た新しい知識があなたの心や実生活をちょっとだけ豊かにしてくれるはずです。