この記事は1800字程度です。
こんにちは。
浪人と再受験を重ねた親不孝者のふくです。
ですが、後悔はしていません。
母校で学ぶことができたことに感謝しています。
反省はしています…
そんなわたしは当然(？)、成人式には行きませんでした。
振袖の代わりに
中学校時代はほとんどいやな思い出しかなかったので、成人式の日に地元の友人に会いたいと思うはずもなく、成人式には行きたくありませんでした。
それでも、きちんと行ったほうが新成人としての自覚や決意などを持てるのかもしれない
…と引け目を感じたりしていました。
ですが、あとがない浪人生にとって秋以降は恐怖です。
毎日、焦りや不安と闘っていました。
もうあとがないという思いが強く、滑り止めの私立大学も昨年より多めに受験する予定でした。
受験料だけで十万円を軽く超えます。
ふく
お母さん…
わたしやっぱり成人式には行きたくない…
振袖よりも自分の将来にお金をかけたい…
だから…
振袖代やと思って、私大の受験料、出してくれへん…？
ふくまま
あんたは振袖とかそんなに興味ないもんな…
うん…
えぇよ！
振袖も受験もそのときだけのことやからどっちにお金出しても一緒やわ！
あっさり承諾されました。
それでもわたしとしてはなんとなく不安なままです。
一般的な人々とはちがう道を歩くのはやはり怖かったです。
当時はまだ健常者として生きていました。
発達障害の診断はこの数年後です。
ふく
成人式に行かなくていいの？
行ったほうが大人としての自覚とか芽生えるんじゃない？
ふくまま
成人式に行っても子どもっぽい人もおるし、行かんくても立派な人もおる。
関係ないやろ。
ふくちゃんはきちんと選挙の投票も行ってるやん。
…成人式行きたくないんやろ？
じゃあいいやん。
…というわけで、成人式の当日もいつも通り受験勉強に励み、数日後のセンター試験に備えました。
後日談になりますが、このときのセンター試験が過去最高得点となりました。
また、出願に必要な調査書(内申書)を発行してもらいに高校に伺ったのですが、成人式に行っていない話を元担任にすると、自分も成人式には行ってないと笑いながら話してくれました。
年齢は気にしない
その後、無事に国公立大学に合格したのですが…
なんと…
数年後に退学します。
何やってんだよおおお(号泣
…と思わずつっこみたくなりますよね。
もうほんとに親不孝な人間だなと自分でも思います。
実はこの大学在学中に、発達障害の診断を受けました。
このときの診断書では障害者手帳の発行ができないと言われたので、行政指定の病院でもう一度診断してもらうのはまたさらに先のお話です…。
大学での対人関係に悩み、障害受容もうまくできなかったわたしは、身も心もボロボロになって、大学を去りました…。
闘う君を笑うのは
障害受容がうまくできず、アルバイトか日向ぼっこしかできなかった日々を半年ほど過ごしました。
ですが、母の英断(？)と激励により、わたしは再び大学受験をすることになりました。
運よくまた国公立大学に通えたので本当に助かりました。
私立大学だと学費が…
大学進学後は、しばらく孤独な生活を送っていましたが、これまた運よく素晴らしい友人に出会えました。
また近々その友人と会うので楽しみです。
【浪人と再受験の最果て】友人紹介３ - 発達障害者ふくの徒然草
浪人と再受験を経験したため、現役生と比べるととんでもなく歳が離れています。
ですが、笑いたいやつには笑わせとけばいいです。
大学受験をがんばったご自身を誇りに思ってください。
少なくともわたしはがんばってよかったと思っています。
大学図書館にはたくさん専門書がありますし、LGBTや障害について専門的に学びたいという方々にも出会えました。
大学の偏差値やランクも気になるかもしれませんが、個人的にオススメの大学は医学部がある総合大学です。
医学雑誌なども読めますからね。
医学部付属の図書館には何度かお世話になりました。
そんな大学受験まみれのわたしから、成人式の数日後にセンター試験を控えている方々に、この歌を贈りたいと思います。
『ファイト！』
ファイト！
闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト！
冷たい水のなかを
ふるえながらのぼってゆけ
がんばるあなたに、幸あれ…！！
今週のお題「二十歳」
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