おはようございます。
顔はでかいが手は小さい、ふくです。
逆がよかった…
そんなわけで弾きたい曲が弾けないときもあります。
リストとラフマニノフが作曲した曲はだいたい無理ですね。
わたしはショパンの譜面ですら指が届かず、和音を分解して(アルペジオ的な?)弾くしかすべがありません。
そんなわたしがいちばん絶望を感じた曲をご紹介します。
ピアノの楽譜の概念が崩壊した…
今回ご紹介する曲は…
リスト作曲
『マゼッパ』
『超絶技巧練習曲』の第4番だそうです。
マゼッパくん…
きみは練習曲だったんだね…
練習とはなんだろう…?
リストとショパンは基本的に練習という概念を崩壊させることで有名なので、もうここはスルーするしかないです。
ですが、わたしはこの曲でさらに自分の常識がくつがえる経験をしました。
多くのピアノ譜面は2段で書かれていますよね。
右手と左手で弾くので2段です。
ここで『マゼッパ』の楽譜を見てみましょう。
あれ…?
乱視かな?
楽譜が3段に見えるところがあるよ…?
…乱視ではありません。
3段の箇所があります。
ウィキペディアにも掲載されていますので興味のある方はご覧ください。
どうやって弾くんでしょうね?
その謎を解き明かすべく、発達障害者ふくは『マゼッパ』の楽譜を買いに…
作曲できる気もしないし弾ける気もしない…
いやいやいや!!!
『マゼッパ』の楽譜なんて買いませんよ。
ショパン作曲の『英雄ポロネーズ』すら弾けずに挫折したというのに。
楽譜を開いてすぐそっと閉じたよね…
YouTubeには『マゼッパ』を弾きこなす勇者たちの動画があがっています。
鍵盤が見えます。
見ているだけで指が張り裂けそうになります。
手が小さいわたしは動画を見るだけで痛いです。
なんか痛いです。
聴くだけならたぶん楽しいはず?
『マゼッパ』がいかに難しいかということをお伝えしていますが、耳には優しい曲だと思います。
曲の中盤はリストらしい甘いメロディーラインを感じられます。
聴くだけならたぶん楽しいです。
なぜわたしはたぶんという言葉を使うのか。
それはもうわたしが事前知識なしでこの曲を聴くことができないからです。
ピアノ歴が長いと一度聴いただけで自分が弾けそうかの見当がだいたいつきます。
- 自分も弾いてみたいな。
- どんな楽譜かな。
- 指は届くかな。
…などなど好印象を持った曲に対しては、すぐにこういうことを考えます。
そしてとりあえず楽譜をみてしまいます。
『マゼッパ』は弾けないと知りながらも怖いもの見たさで楽譜をちらっと見ました。
怖かったです。
ホラー映画です。
これはピアノ弾きの性(さが)だと思います。
- 楽譜を見てみたい。
- 右手だけでも弾いてみたい。
- 好きな箇所だけでも弾いてみたい。
そう思うものなのです。
注意)個人的な見解です。
というわけで。
ピアノ歴がない人が聴くと、わたしとはちがった印象をもたれると思います。
わたしよりピアノの技術が優れている方は、もしかしたら闘志が湧き上がるかも?
自粛ムードを打破してくれる曲だと思うので、ぜひこの機会に聴いてみてくださいね。
演奏してみようと思う方、あなたは勇気ある人です。
凡人ふくは陰ながらあなたの挑戦を応援しています。
もしよろしければクリックお願いします。
スポンサードリンク