発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【第3回不登校川柳】早朝ブログ43

この記事は1500字程度です。

 

 

おはようございます。

 

悲しみに暮れるふくです。

 

KARAのハラさんがお亡くなりになったそうです。

まだお若いのに…。

ご冥福をお祈りします。

 

このブログ執筆時は、自殺なのか事故なのかなど、詳細はわかっていません。

 

ハラさんに関しては、かつて自殺未遂をされたとの報道がありました。

長いあいだ、ハラさんは生きづらさを抱えていらっしゃったんだろうなと思います。

 

 

不登校川柳

 

死なないで

叫ぶわたしは

無責任

 

ハラさんの自殺未遂報道のときも、

いじめを苦に自殺した生徒さんのニュースを見るときも、

twitterで死にたいとつぶやく人を見かけるときも、

 

死なないで!!

 

…と、つい心の中で叫んでしまうときがあります。

 

 

ですが、もしその死にたいと思っていた方に、わたしの思いが届いたとして、その方はこれから先幸せに生きていけるのでしょうか?

 

わたしはその方が生きようと思える何かを提供できるのでしょうか?

 

死なないでほしいとは思うものの、その方の苦しみを取り除くすべがわたしにはありません。

 

その方が死にたいと言ったときだけ、優しくしても、なんだか無責任な気がするんですよね。

 

だから「死なないで」と軽はずみに声をかけられないです。

 

でも「死なないで」と言わなければ、この方は本当に自死を選択されるのではないか…

 

そう思うと、悲しい気持ちでいっぱいになります。

 

 

今辛い!

「大人になれば…」は

わからない!

 

中学生のときによく思っていましたね。

 

辛い辛いと訴えても、

 

大人になれば、楽しいことがいっぱいある。

大人になれば、中学時代のことなどほんの短い期間だと思える。

大人になれば、もっと辛いことがあるのに今そんなことではこの先どうするのか。

 

大人になれば…

大人になれば…

大人になれば…

 

たしかに大人になれば、それなりに楽しいこともありました。

自分で働いて得たお金で好きなものを買うことができるのはうれしいです。

また、大学は自由な雰囲気で、クラスなどもなく、居心地がよかったです。

そして、大人になると将来やお金のことが心配で、中学生のときより辛いと思うこともあります。

 

ですが、

 

中学生の頃のわたしは、そんなこと知りません。

 

今が辛いのです!

 

スクールカースト制に怯える日々。

勉強ができると悪口を言われる理不尽さ。

体育の授業中は、運動ができないというだけで基本的人権さえも奪われてしまうような雰囲気がありました。

 

まさに今この状況から救われたいのです。

 

大人になったことがないから、「大人になれば…」はわからない。

当時はそんな風に思っていました。

 

 

人間は「考える葦(あし)」

 

ニュースを見ていると、人は脆いいきものだなと思ってしまいます。

 

犯罪を犯してしまったり、

自殺してしまったり、

人をいじめてしまったり…

(わたしは人をいじめる人間は弱い人間だと思っています。)

 

「人間は考える葦(あし)だ」という名言もありますが、いろいろと考えすぎてさらに弱ってしまう人間もいる気がします。

パンセの名言でしたっけ?

 

葦のまま、生きさせてはもらえないんでしょうかね?

 

ずっとじゃなくても、心にぽっかり穴が空いてしまったときだけでもいい。

ただ、葦のように生きる。

死なないために、息をすることだけに集中する。

 

そんな葦をたくさんの「考える葦」が少しずつサポートしていけば、いい世の中になるのではないでしょうか?

 

 

このブログが、生きづらさを抱えていらっしゃる方に、「考える葦」としてサポートできていたら、幸いです。

 

 

 

スポンサードリンク