おはようございます。
土曜日ですね。
平日と比べてゆっくりできる方も多いのでしょうか?
それとも、むしろ平日よりも慌ただしい日を過ごす方が多いのでしょうか?
サービス業に従事される方は土日祝日のほうが辛いですよね…。
私もかつて販売員だったころは、土日祝の出勤ほど辛いものはないと思っていました。
お客さんが平日よりも明らかに多いですからね。
そんな慌ただしい土曜日を過ごされる方も、のんびりとした土曜日を過ごされる方も、クラシック曲を聴いて、ほっと一息ついてほしいです。
今回、ご紹介する曲は…
ショパン作曲
『舟歌』
です。
私は弾けません(泣)
楽譜すら持っていません。
弾けない楽譜を持っていても悲しくなるだけですからね…。
弾けるかも…という希望すらわきません。
ですが何度も何度も聴いています。
またショパンなの?!
という読者さまの声が聞こえてきそうですが…
えぇ、またショパンです!!
(開き直る)
ピアノ弾きはショパンとリストが好きな人が多いと思います。(ふく調べ)
ピアノという楽器自体がベートーベンが活躍していたころにできたばかりなので、まだピアノという楽器で現在ほど自由自在にさまざまな音色を奏でられたわけではないんですよね。
モーツァルトを始めとする古典派のピアノ譜と、ショパンなどに代表されるロマン派のピアノ譜を、比べて見てみるとわかりやすいと思います。
演奏記号の量が全然ちがいます。
それだけ、この古典派からロマン派にかけて、ピアノという楽器自体も作曲家も発展していったということだろうなと勝手に思っています。
なんか中途半端な情報でごめんなさい。
もうちょっと西洋音楽史を学びます。
私がこの曲に抱くイメージは…
ヨーロッパの小綺麗な初老(性別は問わない)の方が、静かな早朝に揺れるイスに座りながら、一杯の紅茶を飲みつつ、自身の半生を回顧している感じ
です!
『耳をすませば』の天沢聖司くんのおじいさんに近いものを感じます。
いや、舟どこいったんや?!
…という読者さまのツッコミが聞こえてきそうですが、ちょっと置いておきます←
ふくはゴーイングマイウェイなのです。
とにかく静かなイメージです。
でも、ただ静かなだけではありません。
その静けさ中に、激しさや苦しさ,喜びのようなものを感じます。
また、それゆえに深みのある曲だなと思います。
その感じが人生に似ているなと、私は勝手に思っています。
専門家でも評論家でもないので、思ったことを好き放題言っています(笑)
ですが、この曲の演奏が難しい理由もこういうところにあるのかもしれません。
言うまでもなく技術的にもはちゃめちゃな難易度です。
全てがいやになって、人生に諦めてしまったから、静かなわけではない。
かといって、がむしゃらなだけではだめだった。
いろんなことを経験したからこそ、自分の良さや限界を知っている。
もっとがんばれたかもしれないけれど、あのときはもうがんばれなかった。
あのときはあれが最善の選択だったように思う。
それはそれでよかったのかもしれない。
今だからそう思える。
人生の中で、さまざまなことを経験したからこそ演奏できる曲のような気がします。
…人生いろいろあるけれど、その経験全てがその人の人となりや人生に、深みを与えている気がします。
私は『舟歌』のような人生を歩み、『舟歌』のような穏やかで深みのある人間になりたいなと思っています。
今日も読者さまにとって、
実りある1日となりますように…
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