1200文字程度
こんばんは。
少し疲れ気味のふくです。
最近、夕方に小1時間ほど寝てしまいます。
生活リズムが狂わないか心配しながら日々過ごしています。
今回は、ちょっとしたお願いをしにやって来ました。
ドラマ自体に罪はないけれど…
私は『同期のサクラ』を観ていませんが、ドラマ自体が悪いとは思いません。
観ていないのでわかりませんが。
このドラマは『家政婦のミタ』や『過保護のカホコ』などの大ヒット作を生んだ遊川和彦さんの脚本です。
遊川和彦さんの脚本はけっこう好きです。
『過保護のカホコ』も楽しく視聴しました。
ですが、今回は視聴はやめておこうと思っています。
『過保護のカホコ』放送期間中に、SNSの反応を見て、もやもやしてしまったからです。
診断は医師しかできない
ADHDやASDなどと言った障害の認知度が上がってきたこと自体はありがたいなと思います。
ですが、認知度の上昇に伴って、発達障害についてそれほど学んでいないであろう人々が気軽に診断名を用いて、他人を判断するようになってしまった気がします。
「あいつはアスペだ」や「わたしはアスペっぽい」などのように、診断名をカジュアルに用い、やや差別的なニュアンスも感じます。
余談ですが、「アスペルガー症候群」は2013年よりASDの下位項目となったため、以降、診断名として用いられなくなりました。
そして、それはドラマの登場人物に対しても用いられることになりました。
『過保護のカホコ』を楽しく視聴しようと思っても、SNSの反応が気になってしまうのです。
カホコって発達障害なの?
カホコって発達障害っぽくない?
サクラは発達障害でしょ?
診断は本来、医師にしかできない行為です。
深く学んでもいないのに、気軽に診断名を用いるのはいかがなものかと個人的には思います。
皆さまに個人的なお願い
わたしのお願いは1つだけです。
ふと「発達障害じゃないか?」と思ったことを、考えもせずに表現しないでほしいのです。
思うことは自由です。
心の中で何を思っても問題ありません。
どんなに汚いことばでも、心の中で留めておくだけなら、何も悪くはありません。
ですが、気軽にSNSに書き込んでしまうことが問題だとわたしは思います。
ドラマの登場人物に対してだけなら、まだなんとか耐えられます。
ほんとはいやだけど。
ですが、凶悪事件が起きて、犯人が捕まったときも、「犯人は発達障害なのでは?」というSNSの反応が見られます。
これはさすがに耐えられません。
発達障害があっても、品行方正に生きている方もたくさんいます。
場違いな発言をしてしまったことに対して、ずっと悩んでいる発達障害当事者さんもたくさんいます。
発達障害と犯罪を安易な書き込みで結びつかないでほしいです。
発達障害当事者ふくからのお願いです。
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