発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

発達障害者ふくの文章を読む難しさとそのための工夫

こんにちは。

今日もなんとか生活リズムが乱れずにすみました。

これからも1日1日を大切に、自分に優しくして過ごしていきたいと思っています。

 

 

さて今回は、

 

私が抱える文章を読むときの困り感とそのためにどんな工夫をしているか

 

について書きます。

 

 

文章を読むことの難しさ

 

文章を読むことは好きなのですが、読みづらさを感じるときも多いです。

 

私はこの困り感に対して「段がズレる」という表現を使っています。

 

横書きでも縦書きでもそうですが、文章が途中でズレてしまったように感じて、次の行へスムーズに目を動かすことができないときがあります。

 

文章が、活断層地震(?)の説明のときに使われる図のように感じるときも少なくありません。

文章の行という一つ一つの段のようなものが急にあるところでズレてしまうように感じるのです。

 

そのため、何度も何度も同じ行を読んでしまったり、逆に1行飛ばしてしまって意味がわからなくなることがあります。

1行飛ばして読んでしまったあとに、そのことに気づいて、読んでいた箇所に戻って読み直してもなぜかまた1行飛ばして読んでしまうのです。

 

英語はもっと悲惨です。

自分の英語力のせいで書かれてあることがわからないのか、読みづらさのせいなのかなかなか気づけません。

日本語だとつながりがおかしいので、すぐに気づくのですが、英語はなかなか気づけないときもありますね。

高校でも大学でも苦労しました。

授業中に飛ばしていた部分を見つけると、せっかく予習をしても突然新しい部分に出くわすので、何だこの文は?!と驚くこともあります。

 

 

文章を読みやすくする工夫

 

できるだけこうしたことが起こらないように、でなぞりながら読んだりしています。

 

ものさしなどを使う方もいらっしゃるようですが、私には合いませんでした。

 

また、たくさん付箋を使います。

少し値段が高いですが、フィルムタイプのものが好きです。

 

それから、たくさんを引いたり、重要なキーワードをで囲ったり、空白にメモを書いたりしています。

センター試験の国語と英語はそれでなんとか乗り切りました。

 

 

それでも…

 

ただ、パソコンで長い文章を読むときやTOEIC受験ではこの方法は使えません…。

また、業務ノートなど、他の方と共有するものにもこの方法は使えません…。

 

なので業務ノートがあるところで働くときはしんどかったです。

出勤予定時刻よりもかなり早めに出勤しなければいけませんでした。

同じ時間帯に出勤する誰よりも早く出勤していたことも多かったです。

それでも、内容を理解しきれずに、勤務中に困ったり、注意されることも多かったです…。

 

また、TOEIC受験では問題用紙への書き込みが禁止されていますので、なかなか辛いです。

英文を指でなぞって読むようにはしていますが、なかなか苦しいです。

 

ただ、TOEICがものすごくできる方は一度読んだ文章を読み返したり見返さなくても解けるらしいので、一回でしっかり読み込める英語力を身につけたいなと思っています。