発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

自分を受け入れたい。 〜ADHDな自分編〜

そういえば、自分がADHDであることを否定していた時期が長かったです。

 

私はものすごく努力をしたら遅刻や忘れものも減らせるんだから、本当にADHDで困っている人とはちがうんだと思っていました。

 

ADHDボーダーゾーンだという自覚はありました。

実際にかかりつけの先生にもADHDの傾向もあると言われていました。

 

でも、私はものすごく努力すればなんとかなると思っていました。

 

でもそう思うことはあんまりよくなかったなと今は思います。

私自身にとってもそうですが、家族や友人などの周りの人たちとっても。

 

ADHDである自分を受け入れたいと思うようになると、自分が思っていた以上に時間ぎりぎりか遅刻をしていることがわかりました。

またはとても早すぎる。

おそらく遅刻や忘れものをしないための努力をすことは、とても緊張感を伴うんだと思います。

早くしなきゃ!早くしなきゃ!と思い過ぎてしまいます。

 

そんな自分も受け入れようと思うようになると、今まで気づくことができなかったことに気づくことができました。

 

遅刻してはいけない用事などがある日とその前後数日間に疲労や緊張,強い不安などを感じているということです。

 

そのような日が続くと、集中力が下がったり、気力や体力がなくなったりすることがわかりました。

 

大人になったらできて当然だという常識にとらわれると、自分ががんばりすぎてしんどくなっていることにも気づきにくいんだなと思いました。

 

でも、常識や平均と比べて、自分はがんばっているかどうかを判断してはいけないと思いました。

 

私にとってできないことができるようになったり、難しいと思っていることに取り組み続けていることは、常識や平均と比べなくても、素直に自分の成長を喜べばいいんだと思います。