発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【障害者も暮らしています!】身分証としての障害者手帳

 

こんにちは。

発達障害者のふくです。

 

発達障害は「目に見えない障害」と言われています。

一見すると障害がないように見えるようですね。

 

 

たしかに、私もふと鏡を見て思うことがあります。

 

 

黙っていたらわたしも健常者に見えるな…

 

 

でも一歩外に出れば、やっぱり障害特性で困ります。

外出先でパニックになって泣いてしまうこともあります。

 

一歩外に出なくても、やるべきことの優先順位がつけられなかったり、ほとんど何もしていないのにぐったりしているときは、やっぱり自分の障害を感じます。

 

それでも、他の方々にはわたしには障害がないように見えるんですよね、おそらく。

 

でも…

 

 

精神疾患者はあなたの身近なところにいます。

発達障害者はここにいます。

たしかにいるんです。

 

 

そんな思いを少しでも知ってもらうために、身分証の提示を求められた際には、できるだけ障害者手帳を見せるようにしています。

 

TOEICや英検の受付で、しれっと障害者手帳を見せます。

そのときは特に困っていませんし、手助けを必要としているわけでもありません。

 

 

ただ、障害者も生きているということを伝えたい。

特別な存在としての障害者ではなくて、ただそこにいるということを伝えたい。

 

 

だから、できるだけ平然を装って障害者手帳を見せます。

本当は少し緊張しています(笑)

 

 

相手がどんな風に感じられたかはわかりません。

 

障害者手帳だとわからずに淡々と仕事をこなされていたかもしれません。

見慣れないものを見て少し驚かれたかもしれません。

この人が困ったときはすぐサポートできるように少し気にかけておこうと思ってくださったかもしれません。

 

わかりません。

 

でもこれからも、少しだけ勇気を出して、身分証の提示を求められたら、障害者手帳を見せようと思います。

 

 

 

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