こんばんは。
「超人」について学んだのち、廃人になりかけてるふくです。
戻れ、生活リズム。
卒論ではニーチェを選びました。
カントが無理すぎたんで(笑)
2回生のときに、カントの『人倫と形而上学の基礎づけ』とアリストテレスの『ニコマコス倫理学』を読んで、レポート書けって言われました。
無事、頭から湯気が出ました。
そのとき悟りました。
あ、カント無理。
三大批判書とか読めるかーーー！！！
…と思いました。
…そんなわたしに100分de名著さまから素晴らしい贈りものを与えられました。
今月、カントやります！！
第1回放送を見逃してしまった方も大丈夫です！
今日2020年6月8日は、第2回の放送です。
でも大丈夫です。
第2回放送から視聴しても大丈夫な理由
- 第1回放送はカントの『純粋理性批判』が登場した経緯がメインだった。
- 今からわたしが第1回放送を説明します。
がんばります(白目
カント大先生が登場する以前、ヨーロッパではイギリス経験論と大陸合理論のどちらが正しいか(？)大論争が起きてました。
イギリス経験論って何？
大陸合理論って何？
はーい。
説明します。
イギリス経験論
かなりかみ砕いて説明すると、人間は経験によって、知識を得るんやでーっていう考えかたです。
ロックの白紙説って聞いたことありませんか？
人間は生まれたときは脳みそ真っさらやねんみたいな感じの説です。
こっちの説は受け入れやすい感じがします。
大陸合理論
イギリス経験論に対して、こちらの説は人間にはもともと理性が備わっていて、生まれたときから何が正しいか(？)をわかってるみたいな考えかたです。
かなり語弊がありますごめんなさい。
具体例を挙げると、音楽や美術など、経験の有無を問わず良いものを良いと感じられたりしませんか？
...それに近いです。たぶん。
イギリス経験論だけ聞けば、一見良さそうな気がします。
ですが、大陸合理論も捨てがたくないですか？！
どうでしょう？？！
Eテレさん、気合い入ってます。
そこでカント大先生が登場します。
カント大先生
どっちも一理あるけど、どっちもちょっとちゃうと思う。
その後の番組の展開
- 人間は物自体を認識することはできない。人間は経験などによって色眼鏡をかけているようなものなので客観的な判断は難しい。
- とはいえ、なぜ人間は他者と知識などを共有することができるのか。
…みたいな感じでした(雑
でもたぶん大丈夫です！！
Eテレさんはわたしのブログよりも親切で、お金もかけていると思うので、前回の復習をしてくれると思います。
イギリス経験論と大陸合理論についてだいたいわかっていて、2つの論だけを推すのは無理があるなぁと感じてもらった状態で今回の放送を見てもらえれば、ついていけるはずです。
このブログを読んでも、番組の内容がわからなかったとしたら…
わたしのせいですごめんなさい(大号泣
原著にあたったら砕けます。
それでも見てほしいです。
試しに見てほしいです。
カントの『純粋理性批判』を丁寧に説明してくれる番組、100分de名著以外にないです。
前回の放送でも少し触れられていましたが、カントの書物は基本的に1つの文が長いです。
文章が長いのではないです。
まぁ文章も長いけど。
文それ自体が長いんですよ。
先ほど、わたしはカントの『人倫と形而上学の基礎づけ』を読んだ(読まされた？)と話しましたが、まぁーーー長いです。
マルどこーーー？！
…と思います。
注)マルはいわゆる句点です。
カントの文章は3行くらいずっと文が終わらないとか普通です。
主語がここからここまでで、述語がここからここまで、それでこれは主語のこの部分にかかってて…
みたいなメモをしょっちゅうしないと読めません。
それでも読めません。
わたしは学生のときに先ほどの書物を一応最後まで読んだらしいのですが(笑)、結局よくわからないまま自分がわかった部分だけをヒントにレポートを出しました。
ちなみに『ニコマコス倫理学』のほうもけっこう無理でした。
西洋思想なめたらダメです。
いきなり原著にあたったら脳が爆発します。
なので見ましょう！
すぐにEテレをつけましょう！
今夜22時25分から。
100分de名著
カント『純粋理性批判』
今夜見逃した方も大丈夫。
水曜日に再放送があります。
5時30分からと12時からです。
2回再放送してくれます。
第1回を見逃した方もたぶん大丈夫です。
テキストが販売されています。
購入して予習復習に使いましょう。
今回の100分dE名著はEテレさんの気合いの入りかたが尋常じゃないので、たぶん数年後に再放送あります。
100分de名著ファンのわたしにはわかります。
ただの勘。
というわけで。
すぐにEテレをつけましょう。
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