発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【ソクラテスの「無知の知」と元不登校児ふくの「孤独の知」】早朝ブログ67

この記事は1700字程度です。

 

 

おはようございます。

 

頭が痛いふくです。

今は胃の中にいるであろうお薬の応援をしています。

 

お薬さん、がんばれー。

 

 

…さっそく本題へ入りましょう!

 

f:id:heugbaeg:20191127213253j:plain

 

 

 

 

無知の知」とは

 

無知の知

自分が物事を知らないということを知っている(気づいている)ということ。

 

 

…雑な説明でごめんなさい。

詳しくはGoogle先生または高校倫理の教科書や用語集でご確認ください。

 

 

多くの人はさまざまなことに関して無知であるにもかかわらず、あたかも自分は物事を知っているかのようにふるまい、また自分が無知であることに気づいていない。

 

でも自分(ソクラテス)は自身が無知であることに気づいている。

その点において、他の人々よりも智者である。

 

 

ソクラテス先生はだいたいこんな感じで神さまからのお告げ(?)を解釈しました。

ナントカ神殿から「あんさんがいちばん頭ええで〜」っていうお告げ的なものがあったような…

 

 

「孤独の知」とは

 

わたしが昨日勝手に作ったことばです。

ソクラテスの「無知の知」を参考にしました。

 

本当は多くの人が孤独を感じているはずです。

 

学校にいる方々は特に孤独に陥りやすい気がします。

 

昨日まで仲良く話していたクラスの子たちが突然あいさつもしてくれなくなったり…

 

学校で浮いた存在にならないためにキャラ作りが欠かせなかったり…

 

本当は多くの人が孤独を感じでいると思います。

 

でも、ほとんどの人がその孤独な気持ちに気づかぬふりをするのです。

 

クラス内で休み時間やお昼ごはんを一緒に楽しんでくれる人を必死で探しています。

 

誰でもいいのかもしれません。

 

クラスでぼっちにならないように、いじられキャラやお調子者キャラを必死で演じている人もいることでしょう。

 

 

…幸か不幸か、そんな学校空間に漂う「孤独」に気づくことができてしまった人、「孤独の知」を得てしまった人が不登校になるのかもしれないと考えました。

 

 

「孤独の知」は役に立つのか?

 

自分も、他の人もみな多少なりとも孤独であるということに自分で気づいてしまった人は、不幸なのでしょうか?

 

 

無知の知」を得たソクラテス先生の人生を見てみましょう。

 

 

無知の知」を得たソクラテス先生。

いろんな人に「無知の知」を説いてまわります。

 

若い方々は感銘を受けます。

 

でも、ベテランのソフィストさんたちはソクラテスに不満を持ちます。

ソクラテスの生きていた当時、ソフィストという職業がありました。

 

 

権力のある人たちの反感を買ってしまったんですね…

 

 

そして、いろいろあって←、ソクラテスは処刑されました。

 

ソクラテスは毒杯を仰ぎ、亡くなりました。

逃げることもできたのですが…

 

 

「孤独の知」とかいうわけのわからんもんを得た人、不幸になるやん?!

 

 

…わたしはそう思わないので、ソクラテス先生亡きあとについても見ていきましょう!

 

 

ソクラテスの弟子プラトンは、ソクラテスの汚名をなんとか払拭したいと奮闘します。

いっぱい本を書くんですよね…

 

 

プラトンのおかけで(せいで?)、わたしは『国家』という本を読まなくてはならなくなりました…。

この授業の単位がないと、大学を卒業できなかったのです(泣

 

 

ソクラテスの思想は今も世界中に広まっています。

それもこれもプラトンのおかげ?

 

 

いや、処刑された事実は変わらんやないかい!!

 

 

ちょっと待ってください!

 

古代ギリシャとちがって、わたしたちはとんでもない武器を手にしています。

 

 

インターネットです。

 

 

世界中の人々に自分の考えを発信することができます。

ソクラテス先生がもし生きていたら、SNSを駆使してさまざまな人に自分の考えを広めていたことでしょう。

スカイプで問答法とかやってそう…

 

 

…というわけで。

 

学校に行くと息苦しくて辛いという方は、弱いのではなくて、「孤独の知」を得てしまったのだと思います。

 

 

学校に行かなくてもいいので、とにかく学びましょう。

 

 

そして、「孤独の知」を忘れずに、多くの人々を励ますことができる人になりましょう。

 

 

わたしも他者の孤独に寄り添える人になりたいと思っています。

 

 

 

スポンサードリンク