発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

【発達障害者ふく伯母の罪と罰】姫がやってきた8

この記事は1800字程度です。

 

 

こんにちは。

 

キャパシティオーバー気味のふくです。

 

2〜3日部屋にこもりたいです(笑)

 

来週はゆっくりできそうなので、あともう少しがんばろうと思っています。

 

そんな新年早々バテ気味のふく伯母のもとへ天使がやって来ました。

 

 

f:id:heugbaeg:20191204161732j:plain

 

 

 

 

成長が著しい姫ちゃん

 

わたしの姪は、一生懸命ことばを覚えようとしています。

姪にとって毎日がおべんきょうなんだと思います。

 

わたしの姪も『パプリカ』が大好きです。

何回聴いても飽きないらしく、何回も聴いています。

姫ちゃんなりに、Foorin楽団の子どもたちといっしょに、ダンスを踊ったり歌を歌おうとします。

 

「いっぱい」とか歌っているような気がします。

 

 

姫ちゃん、すごい…

米津玄師、すごい…

 

 

…などと思いながら見守っています。

 

 

f:id:heugbaeg:20200109025022j:image

 

 

姪の気持ちがわからない

 

日々成長している姫ちゃんですが、まだ自分の欲求をことばで表現できるわけではありません。

 

なので、どうしても指を指したり、おもちゃを持ってきたりなどして自分の欲求を精いっぱい伝えようとします。

 

ところが、非言語的なコミュニケーションが大の苦手なふく伯母には、全く伝わらないことが増えてきました。

 

姫ちゃんはお絵かきが大好きです。

母とわたしが日々のスケジュール共有などに使っているホワイトボードが特にお気に入りです。

ホワイトボードの裏面は磁石になっていて、冷蔵庫にペタリと貼ってあります。

 

姫ちゃんは、ホワイトボード専用のペンを持って、わたしのほうをじっと見ていました。

 

なんだろう…?

 

…と思いました。

 

 

見つめ合うこと3秒…

 

 

姫ちゃんは、

 

ふくちゃん!

どうしてやってくれないの?!

わたしがお願いしているのに!!

 

…とほんの少しご立腹のようすでした。

 

 

姫ちゃんは感情の切り替えが早く、しばらくプンプンしていたかと思うと、ふく伯母へのお願いはあきらめて、ちがうおもちゃのもとへ行ってしまいました。

 

 

何だったんだろう?

ペンのふたを開けてほしいということかな?

いやでもペンのふたは開いていたような…?

ホワイトボードを持ってきてほしかったのかな?

それともいないいないばぁなどの相手をすることを求められていたのかな?

 

 

…未だにわからないままです。

 

 

大きくなったら…

 

発達障害者ふくにとって、ことば以外のコミュニケーションは難しいです。

 

なので、姫ちゃんが何を伝えようとしているのかわからないときがあります。

 

寂しい気持ちと申し訳ない気持ちになります。

 

 

姫ちゃんが大きくなって、いっぱいおしゃべりできるようになったら、この寂しさと劣等感から解放されるのでしょうか?

 

…できれば解放されたいですね。

 

姪には負担をかけるのかもしれませんが、わたしとの交流を重ねていくうちに、コツのようなものをつかんでもらえたら助かります。

 

よくわからないけど、ふくちゃんにはいつもよりいっぱいおしゃべりしたほうがいいみたい…

 

姪のやり方でわたしとのコミュニケーションのコツをつかんでもらえたら、ありがたいなと思っています。

 

 

身近に発達障害者がいるということ

 

f:id:heugbaeg:20200109025052j:image

 

これから先も、姪に少しだけ負担をかけてしまうかもしれません。

 

言葉にはできないものの、ふくちゃんには何か他の人とちがう接し方が必要かもしれないと姪なりに工夫をしてくれるかもしれません。

 

姪は愛情たっぷりに育てられています。

また、歌や絵本で身近なもののなまえを一生懸命覚えようとしています。

 

 

きっと思いやりのある女の子に育つと思います。

 

 

ですが、その思いやりのために姪がしんどくなってしまうのではないかと心配になります。

 

もしかしたらわたしが嫌われてしまうかもしれませんが。

 

 

ですが、もしも願いが叶うなら、わたしも自分なりにがんばりますので、姪と楽しく遊びたいなと思います。

 

姪と発達障害者のわたしがつながっていれば、姪が将来ほかの発達障害者さんと出会ったときに、姪が励みになってくれるかもしれません。

 

また、もしかしたら発達障害のことで悩んでいる方々とわたしをつなげてくれるかもしれません。

 

 

姪に無理強いするつもりはもちろんありません。

 

 

ですが…

 

 

姪とわたしが相互理解をあきらめないその先に、多様性のあるコミュニティが広がったらどんなに素敵だろう…

 

 

と願ってしまう自分もいます。

 

 

 

スポンサードリンク