こんにちは。
発達障害者のふくです。
以前、数字にこだわりがあるということを書きました。
めちゃくちゃ真剣に書いたので、ブログを書き終えてからもこだわりについていろいろと考えていました。
すると、発達障害者ふくの人生はこだわりだらけの人生だったかもしれないということがわかりました。
発達障害特性のこだわりで、周りの方々や本人が困っている話は巷に溢れかえっていますので、今回のブログではちょっといいかもしれない(?)こだわりについて書いていこうと思います。
私の場合、目的地までの道順を一つしか覚えられず、たとえ遠回りでもその道順しか通らないというこだわりを持っていますが、その話はまた後日…
同じ携帯電話をずっと使う
発達障害者さんの中には「変化に強い不安を覚える」という方もたくさんいらっしゃると思います。
私もそのうちの一人です。
携帯電話を変えると慣れるのに3ヶ月くらいかかりますし、以前使っていた携帯電話への愛着がなかなか消えずセンチメンタルな気持ちになるので、なかなか変えません。
今の携帯電話は5年目だと思います。
まだまだこの子を使い続けたいです。
使えるのに変えるのはなんだか申し訳ない気がして…。
とはいえ、やはり困りますね(笑)
こだわりの良い面について書くという目的は一体どこへ…?
テレビなどで携帯電話の使い方を教えてくれる番組などがあるじゃないですか?
私も機械オンチだから勉強しようと思って見てみると、私の携帯電話が古すぎて新機能がそもそも搭載されていないですよね(泣)
これは切ない気持ちになりますね。
とはいえ、たくさんの思い出がつまった携帯電話…
平均的な人は2年ほどで機種変更をするらしいのですが、私はなかなか今の携帯電話を手離せません。
未だ現役で活躍する任天堂64
任天堂64…
なつかしい響きですね。
Wii や Switch など、さまざまなゲーム機が発売されているのですが、我が家では任天堂64がまだまだ現役で活躍しています。
…といっても遊んでいるのは私だけなんですが(笑)
マリオパーティ2とかもあります。
今、マリオパーティシリーズで調べたら、めちゃくちゃ古かった…
未だにときどき遊んでいるのが、
爆笑人生64
めざせ!リゾート王
です。
…ご存知の方いますか?
このゲーム、めちゃくちゃシビアなゲームで全然笑えないんですよね(笑)
リゾート王について
- すごろくのようなゲームです。
- サイコロを振って止まったマスの空き家やお店を購入していきます。
- 空き家には名前が付いていて、同じ名前の空き家を全て購入すると、平地にしてホテルを建設できます。
- 株も購入できます。
- 他のプレイヤーのホテルマスやお店マスに止まったら強制的に宿泊や買い物をさせられます。
- 急に借金地獄に陥ったり、破産したりします。
めっちゃ残酷なゲームやないかい(笑)
小学生の頃からこのゲームで遊んでいたので、小学生にして資本主義の闇というものに触れてしまいました。
突然破産寸前まで追い込まれる恐怖…
何度やっても貧富の差が拡大してしまう恐怖…
これが資本主義なんだ…
どうして父はこのゲームソフトを買ってきたんでしょう?
ですがなぜか私は未だにこのゲームで遊びます。
このゲームで遊んでいると、逆に元気が出ます。
努力しても報われないことがあるとわかるからです。
今、人生があまり上手くいっていないのも、サイコロを振って悪い目が出たんだろうなと思えます。
とはいえ、今この瞬間に成果が出なくても、地道に幸せになる準備をしておかないと、サイコロで良い目が出たときに、チャンスをつかみそこねます。
つらいときこそ、コツコツと準備をして力を蓄えておくことの大切さを学びました。
大量消費社会へのアンチテーゼとしての発達障害的こだわり
私は発達障害的こだわりは、悪いことばかりではないと思うのです。
今は大量消費社会です。
いろんなものが流行って、いろんなものが市場から存在感を消していきます。
私はパンケーキブームが到来したときに、パンケーキが大好きになって、今も大好きです。
…といってもお金もお店に行く体力もないので、5回くらいしか食べたことがありません。
ところが、今はタピオカブームが到来しています。
あんなに盛り上がっていたパンケーキブームはどこへ…?
また携帯電話もどんどん新しい機種が誕生します。
大量生産、大量消費の時代なんだなと思います。
確かに、新しい物事に適応する力も大切だと思います。
でも、一つのものを長年愛用することの心地よさと大切さを、私は忘れたくありません。
発達障害特性のこだわりは、目まぐるしい変化の時代のもつ雰囲気に流されてしまって、大切なことを見失わないために存在しているのかもしれない
…とも思うのです。
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