夜なのに暑いですね。
日本は台風か酷暑のどちらかしか選べない仕様になっているのでしょうか?
さて、今回は私が日々体験しているフラッシュバックについて書きます。
ほかの方々とはちがう部分も多いかもしれません。
『発達障害当事者研究―ゆっくりていねいにつながりたい 』(綾屋紗月・熊谷 晋一郎)を読んだことがあるのですが、とても共感できる部分と私にはない感じ方の両方が書き綴られていました。
個人差があるようです。
また、フラッシュバックに関する話題になると、辛い,苦しいという体験談が多いのですが、私のフラッシュバックは良性のものもあるようです。
悪性のフラッシュバック
- 恥ずかしかった経験がいつまでも忘れられず、突然なんの脈絡もなく思い出し、作業を進めづらくなったり、眠れなくなる。
- 他者の叱責の声が何度も何度も頭の中に鳴り響く。
- フラッシュバックに伴って、そのとき感じた怒りや羞恥心,悲しみの感情が生々しくよみがえる。
良性のフラッシュバック
- 学校の授業の復習が脳内でできる。(私は聴覚優位のためラジオのように先生の声だけ再生される。)
- 他者に優しく声をかけてもらったことも突然何の脈絡もなく思い出すのでそのときは元気になる。
悪性のフラッシュバックがひどいときは本当に辛いです。
私の場合は音声のみのフラッシュバックが多く、頭の中が真っ黒い状態で音声だけが鮮明なので、本当に怖いです。
数年前まで働いていたのですが、その職場の上司がよく怒鳴る方だったので、未だにときどき思い出して、悔しい気持ちになったり、泣きそうになります。
でも私のフラッシュバックではその人の顔や表情が再現されることはあまりありません。
不思議です( ´−ω−` )
悪性のフラッシュバックへの対処法
- やや大きめの音量でテレビや動画をひたすら流し、悪性のフラッシュバックに代わる音声情報を大量にインプットする。
- 悪性のフラッシュバックの元になった出来事に対する解釈を変える努力をする。(アドラー心理学の影響のように思います。)
- 信頼できる家族や友人に辛かった出来事について話して、励ましてもらう。「ふくちゃんは悪くないよ」という言葉にはとても救われる。(この経験は解釈を変えるヒントにもなり得る。)
- 辛かった出来事についておもしろおかしく話して、友人にたくさん笑ってもらう。(その笑い声が良性のフラッシュバックになるので、悪性のフラッシュバックとセットにするようにくっつけておくと、悪性のフラッシュバックで苦しむ時間が短くなる。)
今のところはこのぐらいのことしかわかりません。
自分自身のことなのにわからないことも多くてとても不思議な気持ちになります。
ヒューマンだな\( ˆoˆ )/
また新しいことがわかったらブログに書き留めておきたいです。
それからこのような体験や対処法に関することをほかの当事者さんとも共有できたらいいなと思っています。
スポンサードリンク