発達障害者ふくの徒然草

発達障害者であるふくの個人的な障害特性に伴う困り感やそれに対してどうアプローチして緩和させているかを徒然なるままに書き留めています。

発達障害者ふくの人間関係 〜家族編〜

発達障害者の多くの方は家族と上手くいかないと聞きます。

 

せっかく当事者ご本人が発達障害かもしれないと思い、勇気を出して精神科に行き、ついに診断が下りたとしても、家族に「あなたは障害なんかない。甘えだ。」と言われるそうです。

 

私はまさかの逆で、私自身があまり受け入れらず葛藤している中、母は「ふくちゃんが今まで学校でもしんどかったのはきっとこの発達障害だからだと思う。早く病院に行こう!」とよく言っていました。

 

それでも初診の予約から半年後に初診、それから大量の質問表や長時間の検査を経て、さらに半年後、つまり合計1年ほど経ってようやく診断書を頂けました。お金もまぁまぁかかります…。

 

たくさんの勇気と年月をかけて、やっと下りた診断に対して、家族から否定されるというのはなかなか心の折れることなのではないかと思います。

とはいえご家族が当事者の障害を受容できない気持ちも少しわかります。

私自身が障害を受容するのにかなり時間がかかったので…。結局10年くらいかかったように思います。

その上、未だにこの障害さえなければ…と思ったり、やはり障害ではなく単なる甘えなのではないかと自分を過度に責めたりすることもあります。

 

でも私の場合は、家族が理解してくれて、特に母親が父や妹に発達障害と私についてたくさん説明をしてくれたようです。

 

友人も少なく、恋人もいない私にとって家族はありがたい存在です。実家暮らしができなければ今頃餓死している気がします…。